本日の1冊 『騎士は恋情の血を流す』 [ライトノベル]
騎士は恋情の血を流す The Cavalier Bleeds For The Blood
- 作者: 上遠野 浩平
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/08/06
- メディア: 単行本
上遠野浩平さんの 『騎士は恋情の血を流す』 です。
富士見書房WSで
- 「しずるさん」シリーズ最新作が単行本で登場!!
しずるさんとよーちゃんを結びつけたのは統和機構だった!?
という煽りを見て、「しずるさん」ファンのpochiとしては、はたしてどんな内容になるのかとワクワクしながらページを捲りました。
で、読み終えて一言。
しずるさんとよーちゃん、出番が少なすぎじゃない!?
ってか、「しずるさん」ではなくて、「ブギーポップ」ですか?これは。
お話はこんな感じです。
- 物語のきっかけは能力者の少年と臆病な少女の出逢い
やがて少年は青年に、少女は女性となり、彼の能力により彼女は“カリスマ”の名を手に入れる
女性の周辺に能力者の気配を感じ動き出す統和機構
そして、統和機構の<オカリナ>は、青年を炙り出すための作戦を決行する…
この事件の結末は……、いつものことで恐縮ですが、ご自身でご確認くださいませ。
ここで書けることがあるとすれば、この事件をきっかけにしずるさんとよーちゃんは出逢い、事の幕引きには2人が大きく関わっているということ。
さらに言うならば、この物語がしずるさんを取り巻く謎に迫る一助になっているということ、くらいですかね?
いずれにしても、この出逢いがなければ、「しずるさん」シリーズは始まらなかったのです。
そういう意味では、記事の冒頭で「「ブギーポップ」ですか?」と書きましたが、この作品もやはり「しずるさん」シリーズなんですよね。
イラスト担当 椋本夏夜さんのWS:椋本工房
しずるさんと底無し密室たち The Bottomless Closed-Rooms In The Limited World (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 上遠野 浩平
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2004/12/09
- メディア: 文庫
しずるさんと無言の姫君たち―The Silent Princess In The Unprincipled Tales (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 上遠野 浩平
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/12
- メディア: 文庫
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