本日の1冊 『神さまのいない日曜日 II』 [ライトノベル]
神に見放され、子供が生まれなくなり、死者が闊歩する世界を救うために旅に出た一人の少女の物語。
入江君人さんの 『神さまのいない日曜日 II』 です。
純真なアイが眩しいです。
自らに課せられた役割と人々が思い描く幸福感とを真正面からぶつけあい、時に折れそうになりながらも、夢へと向かう姿は輝くばかり。
今はまだ世界を救うことが叶わなくても、アイならば、いつかきっと光を見出すことができる。
それを疑う余地などないほどに、彼女の視線は活力に満ちているのです。
今巻のラストに描かれた2つの大きな変化、「生まれ落ちたありえぬ赤子」と「世界を救う夢を見る少年」。
この2つがアイの歩む道程にどのように関わってくるのか。
はたして世界はどのような形で救われるというのか。
物語は次巻へと続きます。
入江君人さんのblog:×堂ブログ(バッテンドウブログ)
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イラスト担当 茨乃さんのWS:Eefy
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