本日の1冊 『アカイロ/ロマンス 4 白日ひそかに、忘却の』 [ライトノベル]
少女の記憶の淵に横たわる深い靄
決して晴れることのない白き闇
その奥に何があるのか
それが何を意味するものなのか
少女は知っていた
けれど、少女は己の弱さ故にそれと対峙することを拒絶し
自らそれを記憶の淵へ追いやり
そして、それさえも忘れてしまっていた
あの光景を目の当たりにするまでは
すべてを思い出してしまった今
白き闇のごとき靄が取り払われた今
少女は何を想うのか
『アカイロ/ロマンス』 特設頁
藤原 祐さんのWS:埋没式フラクタル
椋本夏夜さんのWS:椋本工房
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