本日の1冊 『ゆるゆり 1』 [コミック]
旧茶道部の部室に居座る“娯楽部”の4人を中心に、ちょっぴり百合テイストな女子中の日々をゆる~りまた~りと描いた作品。
なもりさんの 『ゆるゆり 1』 です。
まずは娯楽部4人のご紹介。
右から、ちょっと天然でボケ担当、最近影が薄いと評判(?)の“あかり”。
一見クールな王子様風、でもホントはちょっぴり寂しがりやさんな“結衣”。
あこがれの茶道部に飛び込んだつもりがなぜか娯楽部へ、“魔女っ娘ミラクるん♪”似の“ちなつ”。
そして、“ミラクるん”が大好きで“ちなつ”を娯楽部へ引き込んだ張本人、自分のことが1番すきと言ってはばからない、暴走娘の“京子”。
そこに絡んでくる生徒会の4人がこちら。
こちらも右から、百合妄想大好き!メガネを外せば妄想力さらにアップ!pochiも他人とは思えない(?)“千歳”。
いまいち強気になりきれない、“京子”に恋する純情ツンデレ副会長“綾乃”。
ライバル(お相手?)の“櫻子”とともに次期副会長の座を狙う、お嬢様口調の巨乳ツンデレ(?)“向日葵”。
そして、同じくライバル(なかよし?)の“向日葵”とともに副会長狙い、“向日葵”のデレにはちょっとにぶちんな“櫻子”。
お話は、この8人がそれぞれの役どころをしっかりと押さえつつ、軽めのドタバタ(?)を繰り返しながら日々が過ぎてゆくって流れなのですが、これが実にいい感じ。
画面構成もストーリーもしっかりとメリハリが利いていて、きっちりと読み手を引っ張りこんでくれます。
で、読後にはほわ~っと温かい雰囲気が残る感じなのです。
しかも、これが何度読んでも面白い。
これはクセになりますよ。
ちなみに百合度的(?)に見ると、タイトルどおりの“ゆるゆり”ですので、あまり艶っぽいシーンなどは期待しないでくださいね。
あってもせいぜい“千歳”の妄想くらいですし、それもご期待に沿えるものかどうか……。
もっとも、どの程度のものをお求めなのかにもよりますけれどね。
ところで、先ほどからチラチラと名前が出ていながら紹介していないキャラが1人います。
それは、“魔女っ娘ミラクるん♪”。
“ちなつ”絡みで最初のうちにしか登場しないのがちょっと残念。
でも、これからの活躍に期待しています!
ちなみに、“ちなつ”とどれくらい似ているかというと、こんな感じ。
“Wミラクるん”ってのも良いかもね。
なもりさんのWS:ELEGY SYNDROME
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