本日の1冊 『彼女は戦争妖精 4』 [ライトノベル]
それは“魔性の血”のなせる技なのか
熱く滾る血は何をさせようとしているのか
その時、間違いなく自分の心臓は消し飛んでいたはずなのに
この身体は血溜りに沈んだはずなのに……
その時の記憶はない
瀕死の、否、死んだはずの自分に何が起きたのか
なぜ生きているのか
知る術などない
だが、これだけは言える
自分はまだ生きている
彼女と共に生き残っている
自分はまだ死ねない
死ぬ訳にはいかない
守りたいものが
共に生きていたいものが
この手のなかにある
この温もりを手放すつもりなどない
嬉野秋彦さんのWS:ウレシノ クロニクル
http://blog.ureshino.cn/
- 関連記事:
- 2009/06/06 [ 本日の1冊 『彼女は戦争妖精 3』 ]
- 2008/12/28 [ 本日の3冊目 『彼女は戦争妖精 2』 ]
- 2008/10/24 [ 本日の1冊 『彼女は戦争妖精 1』 ]
コメント 0