「ナ*ナ*キ!!」 [コミック]
なんで楽しいだけじゃいけないのさ!
そりゃ辛いことだってあるよ、自分だけの力じゃどうしようもないことだってあるよ。
でもみんなひとりじゃないもの。
大人の都合や世の中のいやなこと、ぜ~んぶどこかに押し返してぶん投げて踏み潰して。
みんなの楽しいをあつめれば、もっともっとハチャメチャに楽しくなって、辛い気持ちなんてどっかいっちゃって、うれしいだけで心がいっぱいになれちゃうんだよ!
みんなそれを知ってるじゃない!
それでいいじゃない!
それだけでいいのに、なんでまた大人の都合やいやなことに振り回されなくちゃいけないのさ。
なんで別れの兆しを感じなくちゃいけないのさ・・・。
こんなの読みたかったわけじゃないよ・・・。
* * *
わぁ、むちゃくちゃですね(苦笑)
水谷悠珠氏の「ナ*ナ*キ!!」の2巻を読んだとたん、衝動的にキーボードを叩いていました。
これじゃなにも伝わらないかも(自分でもよくわかんないもの)。
でもまいっか!
1巻はひたすら"元気で楽しくて爽快!"で、読んでいるこちらもいつのまにかナナキのハッピーに引きずり込まれちゃう、って感じでした。
「2巻もそんな感じかな」って思っていたのですけれど、良い意味で裏切られました。
1巻同様、いやそれ以上にナナキのパワーは衰えるところを知らず、どんなときでもみんなをハッピーにしていくのですけれど、エピソードごとに増していく物語の深みは1巻の比ではありません。
みんないろいろなことを経験しながら感じながら成長していくんですよね。
衝動書きの最後の1行は読み終えたときの本音です。
でもね、けっして「詰まんないもの読んじゃったな」とは思っていません。
むしろその逆。
面白くって感情移入しすぎちゃったので、あんな文章になっちゃったって感じですね。
だってね、みんな良い子たちなんですもの。
そんな子たちが辛い思いをするのって嫌なんですもの、みんなハッピーでいて欲しいんですもの。
3巻はどうなるんだろう。
みんな思いっきりハッピーになってね!
コメント 0