本日の1冊 『ANGEL+DIVE 1』

ANGEL+DIVE (1) (一迅社文庫 (し-01-01))

• 作者: 十文字 青
• 出版社/メーカー: 一迅社
• 発売日: 2008/05/20
• メディア: 文庫

十文字 青さんの 『ANGEL+DIVE 1.STARFAKE』 です。

なんとも不思議な作品です。
少なくとも私にとってはとっても不思議で、正直ちょっとしんどい作品。

でも、同時に面白くて、ある意味楽しい作品です。
時々こういう作品に出くわすんですよね。

主人公・夏彦の思考がとにかくまどろっこしくてイラつきます。
物語を追いかけて彼に同調していくと、私自身が果たしてどこを見ていればいいのか判らなくなってきちゃいます。
これを回避するためには、一旦夏彦の視点から目を逸らして、自分なりの視点・思考に置き換える作業が必要になるのです。

でも、以前別の作品の記事で書きましたが、実のところそういう作業は嫌いではないのです。
ってか、むしろ好きかも。
私なりの解釈や補足を交えつつ、もちろん読み進めていくうちにそれに修正が必要であればそうしつつ、物語を進行していく。
先ほど書いた「ある意味楽しい」ってのは、つまりそういうことなのです。
ただ、読むのに時間が掛かっちゃいますけどね。

始まったばかりでまだまだ謎と不思議だらけのこの作品。
これから大きな広がりを見せてくれそうです。
なんやかやと書きましたが、先が気になる作品なのは間違いありません。
次巻は夏のうちには発売されるようですよ？



・・・・・・あれ？
そう言えば物語自体に触れてない・・・・・・。



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