椋本工房 『Factory Made 6』 & 月華茶房 『Huff and Puff』

椋本工房の冬コミ頒布本、『Factory Made 6』 です。

椋本夏夜さんが2006年末から2008年にかけて発表された商業作品のラフや線画がモノクロで収録されています。
なので、カラー作品のような艶やかさはないのですけれど、決して見劣りすることはありません。
むしろクリーンアップされる前のラフは迫力十分で、結構見ごたえがあります。

収録作品は掲載順に、

・レジンキャストミルク 6～8

・レジンキャストミルク 文庫未収録作

・れじみる。Junk

・翼は碧空を翔けて 1～3

・Add 機械の恋歌、同 滅び行く機械のソナタ

・ミリセントと薔薇の約束 幽霊屋敷の優雅な執事、同 社交シーズンは魔法とともに

・パーフェクトブラッド 1～5

・アカイロ／ロマンス 少女の鞘、少女の刃、同 少女の恋、少女の病

・神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと

・しずるさんと不死蝶

・川村万梨阿と椋本夏夜の淑女的日常

・アクエリアンエイジ

という具合にボリューム満点。

もちろん各ページには椋本さんのコメント付きです。
制作時の思い出や苦労話、作品に込められた想いなどが、短いながらも思い入れたっぷりに語られています。
この言葉たちに触れてから、改めてそれぞれの作品を見直してみると、これまでとはちょっと違う見方ができるんじゃないかと思います。

私を含めてFanの人には垂涎のとても読み応えのある1冊ですが、「でもモノクロでしょ？やっぱカラー作品が見たいよね！」という人もいらっしゃると思います。
そんな人にはこちらの作品などいかがでしょうか。



浅木アスカさんと椋本夏夜さんの月華茶房2009年カレンダー 『Huff and Puff』 です。
CDケースサイズの月別カレンダーと、使用画像が収められたデータCDで構成された一品、こちらも冬コミで頒布されました。
CDケースを使って卓上カレンダーにするもよし、データを使ってPCの壁紙にするもよし、お好みによって使い分けることができます。
内容をご紹介しようとすると、それぞれの画像を掲載することになってしまいますので、そのあたりはどうかご容赦を。

こんな感じに今回の冬コミでもFanを楽しませてくれた月華茶房のお2人。
次はどんな作品を見せてくれるのでしょうか。

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