『アラン・ケイ』&『宙ノ名前』

本日、乱雑に積み上がったラノベやマンガの収納場所を確保するために部屋の整理をしていたら、昔読んだ本が出てきました。

アラン・ケイ (Ascii books)

• 作者: アラン・C. ケイ
• 出版社/メーカー: アスキー
• 発売日: 1992/04
• メディア: 単行本

宙(そら)の名前

• 作者: 林 完次
• 出版社/メーカー: 角川書店
• 発売日: 1999/12
• メディア: 単行本

1冊目は、1992年に発行された、“パーソナルコンピュータの父”と呼ばれるアラン・ケイのヴィジョンを彼の論文と講演録から読み解こうとした、『アラン・ケイ』です。
この本を読んだ時は、彼が1970年代にコンピュータをハードウェアではなく、誰もが使える創造的思考の表現メディアとして活用することに言及していたことに大変驚かされました。

もう1冊は、『宙（そら）ノ名前』です。
月齢や星座はもちろんのこと、月や星に纏わる言葉を、美しい写真と簡潔な説明やその言葉を読み込んだ詩歌を添えて紹介していて、ただ眺めているだけでもゆったりとした気持ちになれます。
ちなみに、pochiの手元にあるのは1995年に光琳社出版より発行されたものですが、Amazonさんでは新品の在庫とリンク画像が無いようですので、後に角川書店が出したもののリンクを置きました。
タイトルの「ノ」が「の」になっていますが、内容は同じだと思います。

この2冊、できれば時間を見つけてじっくり読み直そうと思っています。
初めて読んだ時から10年以上経ち、齢を重ねた自分がはたしてどのような感銘を受けるのか、今から楽しみです。

タグ：本 宙ノ名前 アラン・ケイ

コメント 2

姉妹本なのかなぁ？『空の名前』というのは読んだこと（見たこと）があります。
自然の美しさと、言葉の美しさに感動したことを覚えています。
『宙の名前』は、タイトルだけは知っているのですが、読んだことはありません。
今度、読んでみたいと思います！
by びっけ (2009-11-18 22:22) 

びっけさん、nice!&コメントありがとうございます。
『空の名前』もとても素敵な本ですよね。
実はこの本も手元にあったはずなのですが、なぜか見当たらないのです。
できれば、もう一度読みたいのですけれど…。
ちなみに、『宙―』と『空―』は同じ出版社から発行されましたので、おっしゃるとおり姉妹本と言えるかもしれません。
たしか『空―』が先でしたので、こちらがお姉さんということでしょうね。

by pochi (2009-11-18 22:54)