本日の1冊 『“文学少女”見習いの、傷心。』 [ライトノベル]
井上心葉に恋をして文芸部に入部した日坂菜乃の目を通して描かれる、“文学少女”外伝の2巻目。
野村美月さんの 『“文学少女”見習いの、傷心。』 です。
今巻では、かつて心葉や遠子先輩、そしてななせが出会ってきた人たちが登場し、物語の展開に大きく関わってきます。
その中で、菜乃はこれまで見ることのなかった心葉の一面に触れ、傷つきながらも、より深く彼を知ることとなり、さらに恋心を募らせてゆきます。
そして、そんな菜乃の直向な想いが、再び閉じかけた心葉の心を動かし、俯きがちだったななせの顔を上げさせることになります。
前巻を読んだときも感じましたが、改めて遠子先輩と比べるまでもなく、この子もやはり“文学少女”なのでしょうね。
『―、初戀。』、『―、傷心。』と、2巻続いた菜乃の恋物語も次の『―、卒業。』が最終巻です。
菜乃にとってショッキングなシーンで終わったお話の続きは、はたしてどうなるのでしょうか。
今巻は通常版のほかに、オリジナル・アニメ『“文学少女” 今日のおやつ~はつ恋~』と劇場版“文学少女”予告映像が収録されたDVD付特装版が発売されています。 実はpochiが買ったのはこちら。 でも、まだDVDは見ていません…。 |
イラスト担当 竹岡美穂さんのWS:nezicaplant
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