本日の1冊 『人類は衰退しました 5』 [ライトノベル]
かつての栄華も廃れ緩やかに衰退してゆく人類と、今や万物の霊長とも言える存在となった“妖精さん”とが織り成す物語。
田中ロミオさんの 『人類は衰退しました 5』 です。
前巻から1年ぶりにお目見えの今巻、いつもどおり2部構成になっています。
まずは、いつものクスノキの里からちょっと離れて、“わたし”が学舎で過ごした懐かしい日々を描いた「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」です。
曰く、「誰かがいれば誰かが来る」。
たとえどんなところであろうとも、妖精さんのお茶会は千客万来です。
だからきっと、寂しがっているヒマなどありませんよね。
ってお話。
もう一つは、「妖精さんたちの、いちにちいちじかん」です。
これを読んで懐かしがったり大うけしてしまったアナタ。
"日の丸飛行隊”と聞いて、“札幌冬季オリンピック”を思い浮かべちゃう世代では?
8ビットから16ビットにステップアップしたときのトキメキをもちろん覚えていますよね?
って感じの(?)お話でした。
いずれにしても、妖精さんのでたらめなオーバーテクノロジーには、毎度のことながら驚かされっぱなしです。
もっとも、彼らにとっては「てじなではっぴーなるです?」程度のことなのですけれどね。
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