本日の1冊 『彼女は戦争妖精 5』 [ライトノベル]
高校生・宮本伊織が、行方不明の父親から7年の時を経て送りつけられた荷物の中に納められていた、自らを“好戦的な妖精(ウォーライク)”だと言う幼い少女・クリスタベルと出逢い、彼女の“鞘の主(ロード)”として“楽園(エリジウム)”を目指す戦いに巻き込まれてゆく物語。
嬉野秋彦さんの 『彼女は戦争妖精 5』 です。
“吟遊詩人(ミンストレル)”の一人、“イソウド・オブ・ホワイトガントレット”。
この金髪ツインテの高慢ちきな少女がなかなか良いです!
最初は、ただの我がままな「おひいさま」かと思ったのですけれど、その奔放な振る舞いが上手い具合に物語をかき回しています。
それによって、ほかのミンストレルも動かざるを得ない状況になりつつありますし、彼女の登場がこの物語を次の展開へと導くきっかけとなったようです。
唯一勝ち残ったウォーライクのみがエリジウムにたどり着き、自らのロードの願いを叶えることができるというこの戦い。
そのために捜し求められるレボル・シオグという存在。
それを高みから操るミンストレルの思惑。
そして、伊織とクリスに発現する強大な力。
さまざまな謎を膨らませながら物語は大きく動きだしました。
はたして伊織とクリスはこの戦いに勝ち残ることができるのか。
そもそも、この戦いの真の意味とは…。
物語は次巻へと続きます!
…と、言いたいところなのですけれど、次巻は5/29発売予定の短編集 『彼女は戦争妖精 小詩篇2』 です。
とっても気になる本編の続きはもうちょっとあとになりそうですね。
嬉野秋彦さんのWS:ウレシノ クロニクル
http://blog.ureshino.cn/
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