本日の1冊 『魔女の鳴雪』 [本]
娘の姿のまま二百年という時を生きてきた魔女と、人である彼女の二人の義娘の物語が綴られた詩集。
恒松けゐさんの 『魔女の鳴雪』 です。
この本を手にしたきっかけは、pochiが、イラストを担当されたうそねこさんのファンだからです。
でも、こうしてこの本を紹介する記事を書いているのは、詩篇として綴られた三人の母子の物語に、心を奪われたからにほかなりません。
この本の中で流れる時はたったの一年です。
けれど、そこに描かれているのは永遠とも感じられる想いの還流。
このままずっと、移り行く季節とともに、彼女らの喜怒哀楽を愛でて居たくなる。
この本は、そんな一冊です。
イラスト担当 うそねこさんのWS:コゲもフ
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