本日の1冊 『Kaguya ~月のウサギの銀の箱舟~』 [ライトノベル]
Kaguya―月のウサギの銀の箱舟 (電撃文庫 か 14-4)
- 作者: 鴨志田 一
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2008/04
- メディア: 文庫
ある時、彗星が月に衝突した
月は形を留めたものの、その欠片が飛び散り、地球に6つの隕石が落ちた
月の欠片には、有機体<アルテミスコード>が付着していた
アルテミスコードは人の体内へと入り込み、それを宿した子供には不思議な能力が備わった
それ故、人々はその子供たちを<ムーンチャイルド>と呼び、恐れた
鴨志田一さんの 『Kaguya ~月のウサギの銀の箱舟~』 です。
この物語は、主人公・“真田宗太”が天然美少女・“立花ひなた”に振り回されるお話・・・、ではないですね(笑)
その身の上にもかかわらず、ひたすら純粋で真っ直ぐなひなたに触れて、宗太が何かに気づき目覚めていくお話。
正直、“序章”を読んで「あれっ、失敗したかな?」と思ったんですよね。
台詞回しを含めた文章展開がなんだか稚拙(失礼!)な印象で・・・。
でも第1章、第2章と読み進めていくうちに、そんな印象は薄れちゃいました。
物語の展開はさておき(おい!)、ひなたの言動に目が離せなくなっちゃいます。
全部ひなたに持っていかれちゃったって感じですね(笑)
今巻は“出逢い編”。
アルテミスコ-ドやひなた自身に隠されたなぞ、物語のラスト近くで提示されたキーワードなどなど、次巻から本格的な展開が始まる感じです。
ってことで、次巻に期待です!
イラスト担当 葵久美子さんのWS:chilled house
(注:18禁サイトが開きます)
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