本日の1冊 『S・L・H ストレイ・ラブ・ハーツ 1』 [コミック]
S・L・H ストレイ・ラブ・ハーツ (1) (シルフコミックス 1-1) (シルフコミックス 1-1)
- 作者: 硝音あや
- 出版社/メーカー: 角川(メディアワークス)
- 発売日: 2008/05/21
- メディア: コミック
硝音あやさんの 『S・L・H 1』 です。
キュン萌え乙女誌『シルフ』にて連載中です。
それにしても、“キュン萌え”って・・・。
私、乙女系雑誌って読んだことがないのですけれど、この作品を読むとなるほどって感じですね。
お話は、“梢ひよき”が16歳の誕生日に見た悪夢(?)の中で心臓(ハート)を奪われるところから始まります。
夢の中でひよきのハートを奪ったのは、白銀の長髪を持ち胸に奇妙なタトゥを入れた人物。
ひよきは自分のハートを取り戻すため、タトゥに良く似た寮章を持つS寮のある聖ナザレス学園へ編入します。
しかし、ひよきが耳にしたS寮(またの名を“さびれ寮”)の噂はなにやら妖しいものばかり。
S寮に入寮することができたひよきは、彼女の秘密を知る寮監の助けを借りて、そして彼女自身のある能力を使ってハート探しを始めるのですが・・・。
美形、美形、美形、美形・・・。
とにかく美形だらけです。
カタログのようにあらゆる種類(?)の美形男子が揃っています。
ルックスが普通なひよきが霞んじゃいそうですが、そこはヒロインですから、ちゃんとお話の中心で存在をアピールしています。
それにしても、やむにやまれぬ事情があるとはいえ、男子寮生たちの部屋を泊まり歩くことになったひよきを受け入れる彼らも結構・・・。
や、ま、そうじゃないと物語が進まないのですけれどね。
硝音さんの画力はいまさら語るまでもありませんよね。
お話は、設定さえ受け入れられれば、あとはすんなりと流れに乗って楽しむばかり。
この作品、実は作者の硝音さんが一番楽しんでるんじゃないかって気がします。
だって、ホントにノリの良い、いい感じの作品なんですもの。
お勧めですよ。
硝音あやさんのWS:華氏@WEB
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