本日の2冊 『どんちゃ』&『どんちゃRX』

昭和に流行ったマニアックなおもちゃばかり扱うおもちゃ屋さんのお話、鈴木典孝さんの 『どんちゃ』 と 『どんちゃRX』 です。 『どんちゃ』 はマニアなおもちゃコレクターで穀潰しのおもちゃ屋店主・三葉 幸にしっかり者の娘・三葉ぽぷら（10歳）が振り回される、所謂“ダメ親父”もの。 そして『―RX』は、前巻のラストでコレクションを失い家出した父親に代わって、同級生のまてるやタケミと一緒におもちゃ屋さんを切り盛りするぽぷら（12歳）を中心に展開します。 この2冊の見どころは、まずはマニアックなおもちゃたちでしょうね。 東京オリンピック～札幌オリンピック頃に生まれた人たち向け（？）の懐かしのおもちゃが次から次に登場して、遠く忘れ去ったはずの幼い日を思い起こさせてくれます。 ホント、涙が出ちゃうくらいに懐かしかったりして。 もっとも、平成生まれの人たちにはまず分からない部分だと思いますので、商業的にはどうなの？って気もしますけれどね。 そしてもう一つの見どころは、健気に頑張るぽぷらのかわゆさです。 10歳のぽぷらも12歳のぽぷらも、どちらも元気で一所懸命なところが○ですね。 特に12歳のぽぷらはキュートな魅力が加わってさらに◎！ 私、キッチリとツボを押さえられちゃいました。 鈴木さん、10歳、12歳と来たので今度は14歳のぽぷらを見てみたいと思うのですが、いかがでしょうか？

鈴木典孝さんのWS：ロボとてんこ
http://www.geocities.jp/suzukitenko/

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