本日の1冊 『放課後の魔術師 2 シャットダウン・クライシス』 [ライトノベル]
放課後の魔術師 (2)シャットダウン・クライシス (角川スニーカー文庫)
- 作者: 土屋 つかさ
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/11/29
- メディア: 文庫
17歳の高校教師にして≪蒼≫(マーレ)の論理魔術師である“秋津安芸”と、彼と出会ったことにより≪紅≫(オストラム)の血に目覚めた同い年の教え子“播機 遙”の物語。
土屋つかささんの 『放課後の魔術師 2 シャットダウン・クライシス』 です。
今巻では学園を管理する“ジェシカシステム”を巡ってお話が展開します。
物語が進行するにつれて、ジェシカに隠された秘密が少しずつ明らかになっていき、併せて安芸の周辺事情も見えていきます。
安芸の論理魔術が前巻ほど行使されなかったり、私がお気に入りの安芸の≪人形≫(ドール)・“香音”があまり活躍していなかったりと、今一派手さに欠けるのがちょっと残念ですけれど、次への繋ぎとして事情説明を優先せざるを得なかったって感じでしょうか。
もっとも、遙の“プリン魔術(?)”は炸裂しまくってますけどね。
ジェシカに良く似た黒髪の少女の登場、見えてきた安芸の実弟である“イド”の真の目的、そして論理魔術師を束ねる≪完結した円環≫(フオル・キアカル)の思惑と、物語はその拡がりを見せ始めました。
次巻では安芸と彼女らに纏わる、物語の根幹となるであろう“2年前の出来事”が語られるようです。
はたして、彼らの身になにがあったのか。
続きは次巻にて。
土屋つかささんのblog:土屋つかさの今か無しか
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イラスト担当 ふゆの春秋さんのWS:ふゆの春秋's テクノフユノ
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